このページでは、「引越し料金を業者へいつ、どのタイミングで支払えばいいのか?」というテーマに沿ってお話していきます。支払いでモタツイテしまえばスマートではありませんし、引越し業者さんへ迷惑をかけてしまうことも考えられるので、予習の意味も込めてご一読頂ければと思います。
目次
引越し料金支払に関するアレコレ
- 引越し料金を支払うタイミング
- 領収書は絶対なくさないように
- クレジットカード払いはできるのか
- クレジットカード払いに対応している業者まとめ
- 後からリボで楽々引越し
- 後払いに対応してる業者はある?
- 手付金(前金)を請求された場合
- 失くなったら困る貴重品は自分で管理しておく
引越し料金について知事前に知っておきたいポイントは上記の通り。では、一つずつ見ていきましょう。
引越し料金はいつ支払う?原則「当日」に払うのが一般的
引越し業者への料金支払は、おおよそ大体の場合で「現金払い」となることが多いです。当日、作業開始時に業者へお金を手渡しし、それを持って契約完了となります。
単身引越しにせよファミリー引越しにせよ、引越し料金は金額が大きくなる傾向にありますので、封筒にお金を入れ、厳重に管理しておきましょう。また、当日業者さん側でお釣りを用意してくれていますが、何かと面倒なので「ピッタリの金額」を用意しておくとスマートです。
なぜ、荷物を積み込む前に支払いを済ませなければいけないのかと言うと、世の中には一定数の悪い人が存在しており、引越し業者へ荷物だけ積み込ませ、そのままトンズラ・・・って人がいるからなんです。
要するに、不用品を処分するお金が勿体無いから、タダで業者に回収させてやろう!って魂胆な悪い大人がいるせいで、引越し業者が警戒せざるを得ない状態になってるってことですね。怖い世の中です。
領収書は絶対失くさないように
当日引越し料金の支払いが完了すれば「領収書」が発行されます。この領収書が後々何かしらのトラブルが発生したときの救世主となる可能性があるので、引越し作業が完璧に終わるまで、失くさず大事に保存しておきましょう。
ないとは思いますが、料金をきっちり支払っているにも関わらず「いやいや、もらってませんけど?なにか?」としらを切る悪質な業者がいるかもしれませんし、搬送中に荷物が破損した、紛失したなど、何かしらのトラブルが発生したときに「え、そんなこと知りませんが?何か?」としらを切る業者もいるかもしれません。
とにかく領収書は「しっかり料金を支払いました」という証明書となる無敵のアイテムなので、引越し作業が完了するまでは肌身離さず身につけておき、何かあったときはここぞ!とばかりに使っちゃいましょう。
引越し料金はクレジットカード払いで決済できるのか?って話
引越し料金は原則「当日に一括払い」とは言いましたが、引越し業者の中にはクレジットカード決済に対応している業者もあるので、どうしてもカード払いにしたい人は【クレジットカード払いに対応している業者】をセレクトすることで何かと捗ります。
カード払いだとわざわざ現金を用意する手間が省けますし、ポイントが溜まるってメリットもありますからね、すっごく便利ですっごくお得、それがクレジットカード払い。
ただし、業者によって使えるカード会社が違うので、お持ちのカードと照らし合わせた上申し込みを行うほうが良いです。例えばVISA、Masterは対応してるけど、JCBは対応していない・・・みたいな感じ。
また、支払い方法に関しても業者によって様々なので、その辺りも要問い合わせです。一括払いしか対応していない業者もあれば、リボ、分割でもオッケーな業者もありますので、ご希望の決済方法を予め決めておき、依頼する引越し業者を決めましょう。
クレジットカード払いに対応している引越し業者
クレジットカード払いウェルカムな引越し業者をいくつかまとめておきます。
- サカイ引越しセンター
- アリさんマーク
- アート引越しセンター
- ハート引越しセンター
- 日通
- 佐川引越しセンター
最早「クレジットカード払いに対応していない業者のほうが少ないんじゃない?」って感じですね。ただし、その業者もクレジットカード払いを選択するときは「事前にお申込みを」とのことなので、少なくとも3日前にはカード払いにしたい気持ちを相手へ伝えるようにしておきましょう。
引っ越し当日に「カード払いで!」は業者さんを困らせるだけです。
後からリボで楽々引越し
特にファミリー引越しともなると、引越し料金が恐ろしいほど高額になるケースがあるので、【分割やリボ払いで決済したい・・・】って人も多いんじゃないでしょうか?
しかし、引越し業者の中には「分割?リボ?そんなのダメダメ」と一括払いにしか応じてくれないこともあり、高額な支払いに頭を悩ませることもあります。
そんなときは、業者には一旦一括払いで対応しておき、後ほどカード会社で「リボ(もしくは分割)」に変更することで何かと捗ります。所謂「後からリボ」ってやつですね。
リボとか分割払いって必ず利息が発生しちゃうから「勿体無い」って意見もありますが、急な引越しで「引越し費用が捻出できない・・・」って人からすれば、神や仏に匹敵するほど崇められるサービスですからね。馬鹿と鋏は使いようってこと。
後払いに対応している業者もあるっちゃあるけど・・・
前項でもお話した通り、引越し料金は「当日、作業前に前払い」が原則です。しかし、業者によっては引越しが終わった後に支払いする所謂「後払い」に対応している業者もあるので、どうしても前払いが嫌で嫌で仕方なく、後払い希望の人はそのような業者を選んでみてはどうでしょうか?
ただし、残念ながら誰もが知っているような大手引越し業者で後払いに対応している業者は一つもありません。地方限定で活躍している中小マイナーな引越し業者であれば後払いに対応している業者も少なからずありますので、ぜひ探してみて下さい。
手付金(前金)を請求された場合
引越し業者の中には、見積もり時に「手付金(前金)として◯万円お預かりしています」と言葉巧みに請求してくることがあるようですが、引越し料金は作業開始前に現金で支払うことが鉄則なので、手付金を請求されたとしても【無理に支払いへ応じる必要】は全くありません。
引越し業者からすると、キャンセルされたり他の引越し業者へ顧客を奪われないために「手付金を受取り身を固めておこう・・・グフフフ」って感じなのでしょうが、そんなこと利用者側からすると知ったこっちゃありません。
無理に手付金を要求してくるような業者と契約なんて結ぶ必要ありませんし、何なら「手付金払うので、◯万円安くして下さい」と値引きの引き出しとして使ってみるのもありですね。
失くなったら困る貴重品は自分で管理しておこう
引越し料金の中には、「運んでる途中に荷物が破損した場合」や「荷物を紛失したとき」のための保険が含まれていることがほとんどですが、業者さんがダンボールの中身を一つ一つ熟知している訳がなく、細かいものが紛失してしまうなど、細かいトラブルが起きるケースも考えられます。
ダンボールの中身に何が入ってあったのかを証明するのは難しいですし、ほんとは入れ忘れてただけかもしれませんので、後々トラブルになりそうな「貴重品」は自分で管理し、自分の手で新居へ持ち運ぶようにしておきましょう。
例えば現金だったり、通帳だったり、印鑑だったり。とにかく失くなったら凄く困るものを他人任せにするのはリスクが高すぎますからね、ご注意を。
以上、引越し料金に関するアレコレでした。